若楓のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
シシリーのワインに酔ひしふりをして月のよはひも覚えぬこの夜
9
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詩月恵
金木犀あなたがそばにいることのうれしさふわり香る秋の日
20
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浅草大将
秋にしてはや北のくに石狩の野はしぐれつつ雪の降るらし
11
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たんぽぽすずめ。
カフェゼリー一つ買うけど孤独さもバラしたようなほろ苦き夜
23
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浅草大将
人住まぬ荒屋の庭にななかまど燃えて霧のみけぶる夕暮れ
26
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たんぽぽすずめ。
草苅りの戦も終えて安らぎぬ獣の我へ土砂降りになれ
11
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浅草大将
もの言はで腹ふくるれば何うれし心憂さぎのもちつきの夜
24
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舞
浮き沈み川漂よえる空き缶と吾を照らして上弦の月
5
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トーヤ
もう一つ二つ三つと切り捨てよ伸ばした髪と染み付いた嘘
12
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浅草大将
見わたせば尾上もしるき里山の奥のとほ峰なほかすみつつ
7
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芳立
うすぎぬに甲斐もあるまじうつせみのひとは雲居の乙女ならねば
10
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芳立
かくるほど激しさまさる黒南風に走る雲間の月の奏鳴曲は
11
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紫苑
叫びなと呑み込める吾を責むるかに切り取られたる夏空のあを
11
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紫苑
薔薇シダーオレンジ紫チューリップブルージャスミン色の革命
7
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薫智
完璧である必要がありますか?僕は人間臭くゆきます
6
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薫智
欠けているパーツを探し生きている日々未完成楽しんでいて
10
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浅草大将
つつじ咲く巌根にとほき色あればみどり夏なる沖つしま山
12
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狭霧
絹鳴りもしるき献上博多帯をきりりと締めて姿見に笑む
6
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狭霧
なべて花を愛ずるにあらば枯れ果つる後の姿をなどや倦むべき
6
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浅草大将
ひと知れずむすぶ蕾も我が胸に秘すれば花と咲き匂ひける
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