ベイジーのお気に入りの歌一覧
紫苑
炎天に立つくれなゐの目より入り胸ひたすかにさるすべり咲く
8
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光源氏
人はただ今の憂き世に花を愛で人が望めば心も開く
7
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光源氏
別るると言はずに君は微笑みて冷めた紅茶をそっと差し出す
4
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紫草
あきらめて手を離したる柿の実の稚緑にため息を聞く
17
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桜園
朝の陽に羽化せし蝉のしずまりて息するごとく翔伸ばしゆく
24
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ふきのとう
友の父亡くなりしとの知らせ受け空見上げれば父と重なる
5
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浅草大将
空にちる星のなみだをしらつゆの玉の汗こそつちに流るれ
12
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浅草大将
鳴く蝉の盛りのしばし途絶ゆればひそかに秋をまつ虫の声
20
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紫苑
交はらぬ道とは知らねうつせみの身をうきふねの夜にまかせて
7
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薫智
「もしも」など僕の道にはなかったよ後悔なんてないはずなのに
6
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詠み人知らず
きりぎりす朝に鳴くなる風の中夕べ見しゆめかなしからずや
13
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紫苑
昨夜までをくるひ鳴きしに蝉の音の絶えてきはだつ風鈴のおと
5
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紫苑
無精ひげ疎らなるまま午後ひと日憩へる君の喉仏見つ
16
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浅草大将
冬を越えて花実咲かぬを誰か見る梅がほつ枝の百舌の早贄
17
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紫苑
蕗の薹ひとつ葉陰に出で初めてわが狭庭にも春おとづれぬ
12
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光源氏
ただ風によりてただよふ梅の花水面の影もうつろひにけり
15
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紫苑
亡き魂を偲んであはし灯籠の火影は海へ遠ざかりゆく
11
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浅草大将
世を背く身や此のたつ身なす術もなくて片しく宇治の橋姫
16
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七色コイン
このまんま僕は汗をかきかき生きてこう ブルーハーツの歌にもあるし
16
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七色コイン
奴が待つサーキットへと乗り込んで けして誰にも邪魔はさせない
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