山桃のお気に入りの歌一覧
ゆうくん
冬空は 星のゲレンデ 流れ星 いま滑りゆく 雪の銀河を
3
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芳立
散りかねしひと葉もかれて誰が袖を染めむとふれる冬の夜の雨
10
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河のほとり
山風の吹きすさびては数知らぬ木の葉の降るに思ふ年月
10
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粕春大君
寄る歳の暮るる今日こそたらちねの母にたよりを遣らんとぞ思ふ
14
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浅草大将
冬はれて雲なき空をひとすぢに今朝はたなびく山なみの雪
19
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聴雨
語らひの夜を重ねて降りつもる思ひ水脈引く月の舟かな
16
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猿ノ丞狂介
和歌の海八十島かけてこぎいでぬと沈むべらなり我の泥舟
9
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猿ノ丞狂介
カラコルム来つつ慣れにし低酸素はるばる登れ非情のK2
7
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芳立
くれなゐに燃ゆるこころも落ち葉してひとりおきぬるつゆ霜の朝
13
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舞
身も縮む吹く北風に星ひとつ寂しくあるか月に寄り添う
13
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浅草大将
雲間より小雪かがよふ影さして月のかつらのはつ花のそら
14
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岩崎純一(純星)
暮れかねて花のうしろに残る日の空に宿れる夕影の色
13
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ケンイチ
この闇に尽きずにゐたり秋に朽つ花のいのちのもの思ふ雨
17
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河のほとり
幻のあるかなきかに萩花の光ほの見えし夕霧の奥
13
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ケンイチ
秋風に慰められてかたちづくこころを抱く夕ぐれの町
11
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まがね
チリリ鳴る鈴の音楽し幼子がスキップ始め音と戯る
9
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ねずみ
立つ鳥の濁り跡なき淋しさに泪で亂す 寂寞の朝
7
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せいか
紫の名も知らぬ花一輪を 摘みてあけびの籠に彩る
9
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浅草大将
バッコスを海に眠らせアポロンの愛琴に風の哀歌鳴りつつ
13
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けにちん
密室に二人っきりの状況で「待て」に従うを従順とは云わない
2
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