御崎 耕のお気に入りの歌一覧
光源氏
なほざりに袖吹き返す春の風わかれをいとふ松の名殘に
15
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夏嶋 真子
ひたむきにひかりのかけら集めては太陽を編む冬のたんぽぽ
30
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垂々
体内の弱いところに虚しさを詰めても1の3乗は1
33
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シュンイチ
はじまりは綺麗な嘘を捨てたこと 悲しい嘘も受け入れたこと
29
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銀ねず
もやもやなそれは私を統べていて たかが月夜に泣かせたりする
22
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田中ましろ
詠うのはそこに言葉があるからじゃなくてあなたがいるからだろう
28
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浅草大将
しがらみをことごと流す水あれば海よお前に母を求めず
26
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粕春大君
早梅のかばかりにほふ夕暮れは春待つひとの入り日なるらむ
28
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キタハラ
きこえないでしょう 雪などつもらない街にもしんと悲しみは在る
26
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村木美月
向かい風受けながら漕ぐ自転車はきっときっとと叫んで泣いた
17
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きりあ
これ以上どんな病もほしくないけらけら笑う大きく笑う
20
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トーヤ
ストーブにかけてた薬缶大切にされてない手を湯気が包んで
21
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詠み人知らず
咲くもよし散りてやさしき山茶花の花びらひろいしおりをつくる
27
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浅草大将
寒き夜を一人酔ひせばあたたかき人の情の更に恋ほしも
35
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浅草大将
小夜更けて積らば辛き思ひ出を流せ時雨よ雪に変はるな
26
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垂々
携帯にうかんだ「ごめん」冷たくも熱くもなく落ちてたひらがな
28
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みなみぐち
汚れてる汚れてないはおいといてわたしくらいはわたし愛そう
15
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みなみぐち
落としても割れないコップ 怖くても泣けないわたしのようにさみしい
20
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山本克夫
それはすぐ消えてしまう粉雪をあつめていますこころの小瓶
8
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芳立
ときながらゆふ日に染めて誰がためにふれさせもせぬ君の赤髪
18
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