詠人不知のお気に入りの歌一覧
浅草大将
なかなかに立つ瀬もあらじ名取川なき名ばかりを浮き流しては
10
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浅草大将
例ふれば人をあやめの心根を泥にまみれつ歌ふべきやは
34
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のびのび
スリッパのかかとで床をトンとして履く癖を持つひとの背景
7
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浅草大将
村しぐれ雨音絶えて窓見れば晴るる間もなく初雪ぞ降る
7
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粕春大君
小夜しぐれ雲だに払はば月夜見に玉も光りて人の訪はまし
18
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ケンイチ
はらはらと街灯に舞う宵の雪 人知らぬまま積もる静けさ
15
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居る子
一片のぼんやりしてる衝動を形にすることそれがすべてさ
5
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まるたまる
本棚の奥寺山修二の頁に眠り続けた青春の欠片
4
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沼尻つた子
呼び出しておいて台詞を噛む君だ 昼休み残り五分の屋上
5
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紫苑
汝が白のえ揺らがざれば我透かし無とならしめよ冬ざれの月
10
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猿ノ丞狂介
うたびともその品々に分かたればさかしら人にならざるをえず
4
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只野ハル
すべらず飛び出すギー太を背負って駆けてく間に合うラストの曲に
2
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千紘
楽しみは 立ち会い前の所作にあり正座し 面付け 相手見る時
8
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浅草大将
人知らぬ八重の潮路へ漕ぐ船の乗るとも星の標見えねど
17
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粕春大君
山里の木の葉乱れる凩の吹き渡る夜に月は揺るがず
19
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浅草大将
凍てつきし汀に雪の積もる夜も残る水面はただ月のため
25
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庭鳥
哀しみのバックはいつも蒼天で喪失感を額縁が呼ぶ
8
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浅草大将
一人行けば折しも散らふ玉ぼこの道につれなき村時雨かな
8
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でくのぼう
春淺き椿枝折りてきみに插す忘れ路のとき月あかあかと
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水葉
片糸の愛しき事に身を委ね共に持ちたるこの玉の緒を
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