でくのぼうのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
老い呆けの言葉悲しや願わぬにその境を行く妻を看ている
17
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あき
二時間の映画のラスト三分をきみの電話に取られた恨み
13
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たえなかすず
ふたりでは生きてゆけないものなのねたとえあなたの手が熱くとも
3
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紫苑
疾む薔薇の項垂るるこそ愛しけれ薄日かたむく午後の霜月
11
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恣翁
寒鴉 背に乗せ 牛やゆっくりと 夕陽を浴びて 共にし帰る
17
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由良
ゆうべも出迎えれなかった 年かなあ ご主人に飛びつきたかったな
2
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たんぽぽすずめ。
五階から夜景見渡す一品を足すカツ弁で味わふ孤独
20
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笑能子
形なく変転している舞台袖主役置き去り群集劇か
2
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市川ありさ
さよならのつもりで君が見送っているの知ってた「またね」っていつ?
3
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恣翁
年老いて 無病なれども 痩せぬるを 今年の冬着や 詰めて仕立てむ
22
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たんぽぽすずめ。
歯磨きで座って椅子に尻型を押していつもの朝が始まる
11
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詩月恵
偶然の出会いに弾みきゃあきゃあと騒ぐ私の髪撫でるひと
6
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ケンイチ
一片の言のさ迷ふ街に降る君のみ知らぬけふの雨かな
6
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鹿男あほでよし
嫌われていない理由は多いのに「新着イーメールはありません」
4
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たんぽぽすずめ。
湧き上がる情けに急ぎ継ぎ足して気づけば我の鎮魂歌なり
9
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染季
立つ鳥も忘れ物なら置いて行け君ありし日の泡の欠片を
8
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染季
冷たいと言いつつひらく指の隙風にかわって埋めてくれたら
7
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腕鷹
時刻み君の訛りも消えうせて一人の部屋で探す痕跡
5
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腕鷹
隠しても隠し切れないわが恋はチョコを掴んだポケットの中
5
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楓
大原野赤き染まりし畦道に咲き誇るのは曼珠沙華
5
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