平 美盛のお気に入りの歌一覧
ほたる
ひらひらと紅い金魚が遊んでるガラスの壜の冷酒の甘さ
10
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紫苑
あるは白くあるは濃きこそ美しけれむらさきしきぶの実りたわわに
16
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光源氏
望月や仄かに時は流れゆくただひたすらに君をいだきて
13
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光源氏
たをやかにしらぎくの花手向けをりまた逢へる日を待つと言ふらむ
25
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ふきのとう
せせらぎの流るるように玄の調べ心にしみて泉のごとく
9
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山本克夫
流れてゆく雲にあわせて流れてゆく僕という重さのないもの
7
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ふきのとう
追憶は残酷なまでによみがえりガラスの言葉刺さりしままに
26
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うえはらさくらこ
今だけは見逃しておこう薄紙の向こうが透ける君のつく嘘
4
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薫智
一日を決して怒らず過ごしたい狭間で揺れる理想現実
8
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芳立
わがこころ錆びしものかは月の夜の海にたゆたふ舟に詠へり
12
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詠み人知らず
見晴るかすコスモスの花咲き競ひカメラ目線に媚びてもみんか
5
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氷魚
出すことの叶わぬ手紙は紙切れに余白に秘めた本音は捨てる
13
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氷魚
涙すら凍る月の世界なら「泣いたふりして」など言われず済む
10
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詠み人知らず
朝日浴び季節外れの朝顔が秋空に映え群青に染まる
18
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たんぽぽすずめ。
漂流の舟に鸚哥が来て陸へ飛び一人では無き朝となる
17
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逢桜カイン
黒猫の舐めたる腕の生臭さ彼が生きんと食んだものゆえ
4
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芳立
こまつるぎわが言の刃も抜きつべし朋なればこそ泣きて斬りなめ
11
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薫智
なれるなら優しい歌をささやいて振り撒くセラピストになりたい
13
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詠み人知らず
新月の願い心にかいてみるどうか健康になりますように
16
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光源氏
夢に見し軒端の松に月の影袖の別れにわたる秋風
13
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