林ユキのお気に入りの歌一覧
紫苑
地震ふるに開きたる戸より迷ひ出し猫戻れるをただ抱きしむる
25
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只野ハル
沈み込むプレートの端の弧状列島に住む宿命と言えど
9
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在原紀之
もう好きでないはずなのにメールする「副委員長殿!ご無事ですか!?」
11
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紫乃
日本で地球の脅威にさらされるテレビの向こうで不安の声聴く
7
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竜胆
頭上からカラーボックス落ち来たる 九死に一生得たり同僚
7
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風橋 平
地震というけものは人を喰うのですみなさん無事でありますように
15
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三沢左右
うたのわのみな様、此度の地震では大事はありませんでしたか
24
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山本克夫
三毛猫の尻尾にふれる春の日の予定表には日だまりと書く
6
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たえなかすず
夏いろのシーンはすきよ雲うつすスプーン一杯ぜんぶ海だし
3
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やすむ
あの角の向こうがとても光っててなにかと思えば私は死んだよ
3
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聴雨
間の悪い私だけれどこの歌は見えないほどの花の種かも
8
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詠み人知らず
鳥の声ひとつ聞こへてこもりゆく陰影ふかき山の静寂
11
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詠み人知らず
まごころも生きる意味さへわからずに透明な明日がただおそろしい
11
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詠み人知らず
人はみな前を見すえて歩くのに私ばかりが空を見上げる
8
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きりあ
語彙の海に深く沈む青年の心の奥に死は何時も有り
8
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只野ハル
雨の夜頬杖をつく窓の外濡れながら去る君を見ていた
7
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やすむ
想像の夜の浜辺は寒いだけ触ってみるよりただ海を知る
4
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浅草大将
人かげもなの花畑を愛でゆけばとほ里小野の夕ぐれの道
17
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銀ねず
この空がどんなに高く青いかを教えておくれ飛びゆくひかり
5
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只野ハル
雪の日のかじかんだ手をすり抜けた赤い風船どこに行ったの
3
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