楓のお気に入りの歌一覧
恣翁
幼き日 借家住まひの 縁先に 弟と為し 線香花火
29
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光源氏
たをやかに夢の契りに身をまかせ涙の落つる閨の手枕
15
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あそびくも
秋晴れを待つ干し物の嵩などは知らぬ存ぜぬ雨雲のゆく
20
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恣翁
蝉の鳴き 槐満ちたる 黄昏に 独り佇む 仏堂の前
24
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まるえふ
道を逸れ山道歩く線香とカップ酒持ち寂れた墓地へ
42
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只野ハル
水漏れのシャワー配管修理後は水琴窟の音色懐かし
4
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只野ハル
夏休みは出来る事を済ませ年休を温存しておくためにあり
2
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葉月きらら☆
また一つ花びらを増し大輪の華となるよう歳を重ねる
24
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まるたまる
「帰るね」と言ったら君は寂しそう嘘じゃないならぎゅっと抱いてよ
15
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詩月恵
アカシアの蜂蜜味のキスでした夏の終わりに好きだったひと
8
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ほたる
フルーツの甘い匂いの香水は二人をさらに深みへ落とす
17
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只野ハル
父は来れず母は坂を上れずに一人参りの夏の墓へと
6
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まるたまる
あんな男あんな男に人生を変えられたなんて思いたくない
10
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つくしめ
久方の会話に困り間が空けど何時の電車と互いにいわず
2
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光源氏
虚しさは忘れやはする月の影野原の露のうたかたの夢
13
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ふきのとう
まだ細きあおみの残る人参をぽりぽりと食むビールのつまみ
13
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浅草大将
ゆく夏をつくつく惜しと鳴く蝉の声も微かに秋を告げつつ
31
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まるたまる
カラカラと毎年同じ音を立てグラスの盛夏カルピスを飲む
14
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柊子
うたという 表現聞いて 思い付く三十一字 きみのことだけ
5
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舞
逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
12
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