庭鳥のお気に入りの歌一覧
価格未定
この本を返すと僕は又ただのクラスメイトに戻る いやだな
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リンダ
海沿いの細き坂道下りゆく頬打つ風は痛みが似合う
6
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リンダ
わたくしの携帯メールが君の名で溢れています嬉しい限り
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大獏
海面を光打ち弾く冬の午後きらきら揺れて容貌を変えつつ
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モニカ
振りかえることなく歩く君の背に小さく手を振り今年も終わる
12
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すずえり
千円札 山折り谷折り 眺むれば 夏目漱石の夢とか希望が
8
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山本克夫
ハイスピードカメラの割れゆく風船のようにさよならがフラッシュバックす
1
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紫苑
万華鏡覗き見入れば仄暗き筒の彼方に明日見ゆるらむ
5
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ぷよよん
侘助にそっと降り積む綿帽子恥ずかしがり屋をかくまうように
8
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ろ
冬の海 あなたがいない訳じゃなく 私の他に誰もいないの
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とかげ@石竜子
太陽の結婚のように輝けるそは憧れの寺山修司
1
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飛騨龍馬
テトリスの如く積みたる吾が想い君のブロック落ちて来もせず
3
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士心
飛び越える勇気無いのは君のほう 恋も最期は戦の如く
2
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車男
職員はわれに手を振り帰りゆき施設の屋根に満月のぼる
3
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仁 呼
近づけば また一つ離れゆき 祝ふ氣持ちで 練り香を撰ぶ
9
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紫草
齋場でゐただゐた花枯れ知らず花瓶をさまりともに年越す
6
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紫苑
冬凪ぐや恋をうたはぬ相聞に破船のねむりいよよ深みぬ
9
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葉月きらら☆
簡単に過去に戻れた携帯の保護したメール削除する夜
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葉月きらら☆
口紅をつけなくなったあの人がいつ触れたって構わないよう
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紫草
義母の棲む孤独の洞の瑠璃色を夜ごと訪ねし客人のあり
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