庭鳥のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
我が園の梅のほつえにうぐひすの音をあげぬべき試合するかな
2
もっと見る
猿ノ丞狂介
勧められ含めば苦し栄光の味はひを知る午後の曳航
6
もっと見る
あまおう
青空と椰子のみ揺れる渚にはきみが足りない夏のポスター
11
もっと見る
紫草
胡麻炒れば胡麻は賑わに語りけり噂話は内緒にあらず
14
もっと見る
みやこうまし
ストレスを御所の木陰にばらまくや黙って拾う木々の優しさ
16
もっと見る
詠み人知らず
和菓子店張り紙で夏訴える「氷室饅頭予約受付」
4
もっと見る
紫苑
あてなくも風にまかせて漕ぎ出づる船路を照らせしろかねの月
9
もっと見る
たんぽぽすずめ。
憂鬱を屠りて空へ紫が近づく如き皇帝ダリア
14
もっと見る
たんぽぽすずめ。
都合よく忘れる人の彩りに合わせて変わる雨の紫陽花
25
もっと見る
しづく
ふたりではいられないこと知らないでいられたころにしていた指輪
7
もっと見る
猿ノ丞狂介
里帰りあはれとぞ思ふ老父母は日の出とともに沖つ白波
10
もっと見る
falcon
春雨に柳の煙るふるさとは萌えて木の芽の春となりにき
19
もっと見る
猿ノ丞狂介
ひさかたの天照る月に言よせむ離れし妻子はありやなしやと
6
もっと見る
舞
スマホ撫で繋がる先に恋う人へ水茎とする想いとどけよ
1
もっと見る
みやこうまし
伸び伸びて枝穂を天に捧げつつ桃の花咲く勇ましきかな
7
もっと見る
浅草大将
流されて海へのり出す花いかだ浪に砕けてまたも散るらむ
19
もっと見る
紫苑
ことのはの音を拭へば薄紅のスノードームにさくら舞ひ散る
8
もっと見る
光本博
賑やかな上野の山を思いつつこごめざくらにそよと吹く風
4
もっと見る
猿ノ丞狂介
世はいづれの時にか猛き武士も波と消えにし壇ノ浦かな
4
もっと見る
紫苑
ふぢ波の思ひもとほる昼下がり恍惚のゆび絡ませてしが
6
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[277]