庭鳥のお気に入りの歌一覧
光源氏
たちまよふ嵯峨のもみぢを愛づるより散るといふ名を惜しみおくべし
15
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舞
それぞれの夏を語りて秋雨を炬燵に入りて妻と眺める
11
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はな
届けないつもりで詠う恋歌をいつも見つけてくれてありがとう
14
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falcon
紅扇ひとさし舞ひてかへりこぬ水に流れて行方も知らず
14
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楓
寺巡り元興寺に一輪の桔梗の花気品に満ちて
3
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冬野 凪
文庫閉ぢ脳裡に浮かぶ風景はきらびやかな都会ではない
7
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栞(しおり)
恋人になれないことは分かってる せめて貴方の記憶になりたい
4
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紫苑
ひとを恋ひ惑へる果てに渡りえぬ川に渡せる夢の浮橋
24
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メガネ
親心思へば悲し愛し子の文読む人の思ひやいかでか
19
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たんぽぽすずめ。
詠んでいる今が未来へ繋がると伝える如き古今和歌集
21
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たんぽぽすずめ。
新車への荷に失恋を乗せている私へ雨よ果てしなく降れ
23
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市川ありさ
愛してはいけない人の空白の手帳に落とすような口づけ
4
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舞
紅葉に落ち来る雨は音の無くあなたにも降るわたしにも降る
12
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詠み人知らず
懐かしい曲に心を奪われるつかの間の恋は水色
6
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舞
秋の古都妻と訪ねてそれぞれの修学旅行時を語りて
11
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リンダ
柿二つ剥いてとねだる口元をナイフ回して何故か見惚れる
16
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たんぽぽすずめ。
逢えた日に逢えず温めし胸としてハートを一つカフェラテに書く
19
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ゆみうさ
ネクタイのかたい結び目ゆるめればふきこぼれゆくあたたかな愛
8
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たんぽぽすずめ。
出掛けたら瞳に残る風景の土産を歌に変える楽しさ
36
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まるたまる
摘まれてもないのに落ちる柿の実の青く小さな無念を拾う
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