水葉のお気に入りの歌一覧
粕春大君
東雲の野分の風にすゑ伏せる萩の花散る雪のごとくに
16
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葉桜
旅立ちじゃなくて到着と思いたい ばあちゃんお疲れ ゆっくり休んで
14
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美紗
いつの間に 消えし夏色 蝉の声 季節は巡り 夢も過ぎ去る
9
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螢子
月見ても花見ても君思い出す頭の中は君でいっぱい
13
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たんぽぽすずめ。
幾万の雲は無常といにしえを照りし流れど 月の満ち行く
13
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浅草大将
コスモスの群れ咲く野辺に風吹けばふと現れるカオスの乱れ
5
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リンダ
怖いのは笑顔のままで冷静にマネキンのような温度でいること
12
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浅草大将
我が血をばインクに変えて文を書け剣より強きペン執る者よ
14
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浅草大将
目覚めずば夢なりしとはしら河の言の葉繁きうたたねの森
10
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浅草大将
咲き果てて匂ひも褪せし葛花のうらみの風に色も失せてか
5
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紫苑
横たわる我がなきがらを玻璃の眼で冷たく眺む吾もそこにいて
11
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詠み人知らず
朧恋 望月印で封をして君開けるのを待つ薄月夜
14
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詠み人知らず
咲き誇る薔薇の名どれも愛溢れ浜風吹けば満ちる香の波
7
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浅草大将
昨日こそ蝉の時雨のふる郷も今日鈴虫の声ぞ流るる
3
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紫苑
月光を織り込みし布に身をつつみ白き卵として闇夜に眠る
10
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浅草大将
葉を伸べてかがよふ露に手は触れつ月を夢路に愛づる秋草
12
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白亜
いつだって 自分を肯定できなくて 孤独の海を もがいて泳いだ
20
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浅草大将
常春の若き身空も哀しけれ朧月夜に秋風ぞ吹く
9
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田中ましろ
うたの糸かさねかさねて繭となり恋はしずかに羽化を待つ蝶
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田中ましろ
「いいひと」の真上で揺れる信号は煌々と赤 ずっとともだち
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