敦希のお気に入りの歌一覧
ながさき
竹林を 靜かに濡らし 雨が降る 夏も近づく 八十八夜
13
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へし切
五月入る折しも雨の降り頻けば心閑かに言の葉あそび
15
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音蔵 雅秀
抱く夢 励む努力で近づける 儘にならぬは 眠り観る夢
4
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横井 信
笹舟を作ってみせた父の手を思い出しつつ浮かべる水面
15
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滝川昌之
雫さえ雨後の若葉は去りがたい柔い黄緑焦がさぬように
17
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ななかまど
咲きだしたマーガレットに遠き日の花に重なるときめきありき
16
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へし切
卯の花の咲き初む垣を横切ればほのかに香る初夏の風
16
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うすべに
今日も雨 うんざり見上げる足元に元気出せよと笑いかける黄
10
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滝川昌之
休日にやろうと思ったリストなど飲み友飛来で木っ端みじんさ
16
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ななかまど
忘れずにはるばる飛んで来てわれの頭上めぐるはあいさつなりや
17
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恵雪
細々と伸びる檸檬を慈しむ いづれ花咲く日もあらむと
8
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へし切
家々に久しく見えぬ鯉のぼり泳ぐ姿はアルバムの中
15
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卓
遠き日に 手を取り合って 駆けた浜 どうしてるかと 波に聞いても
5
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舞
老い女買い物袋に花仏花誰と語るやその花を見つ
9
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横井 信
里山の五月の空の鯉のぼり夏待つ風にふわりと泳ぐ
14
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うすべに
たそがれに月を待つのか夕化粧 花びらゆらせ風にささやく
12
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滝川昌之
有能な秘書の仕業でございます貴女に出した招待状は
11
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ななかまど
水面吹く風おさまりし夕まぐれつましき人らの営みありき
15
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恣翁
永き日を ひとしほ永くする虻の羽音 空しく春風に消ゆ
10
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へし切
ふるさとと平仮名で書く懐かしさ 帰っておいでと呼ぶ声がする
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