虹岡思惟造のお気に入りの歌一覧
舞
何時からか 「喰いきれるか?と 同じこと 妻と軽口 節分の豆
7
もっと見る
横井 信
挑戦をそっと支える一冊の本を抱えて会社に向かう
13
もっと見る
こるちぞう
山もなく野も空もなく鳥鳴かず濃く深くしろ雪になぶられ
6
もっと見る
詠み人知らず
掛け声もテイクファイブは既に越えなぜか動けぬ今朝のルーティン
12
もっと見る
ななかまど
静かなる老いの道行き思わせて寒夕焼けに淡き影立つ
19
もっと見る
ガビー
救急のサイレンの音重なりて ぎこちなくなるラジオ体操
5
もっと見る
詠み人知らず
児の作り持ち帰りたる鬼面 虹色巻き毛に眉の優しき
25
もっと見る
舞
母は子を 子はその母を 子供なり「そこ滑るよ」と 思いやりつつ
17
もっと見る
詠み人知らず
冷ゆる気の傷痕障る寒日に癒せる春の早や訪ふを
19
もっと見る
へし切
なにくそと負けじ勇る 北風と まだまだ若いと 聲を震はす
14
もっと見る
ななかまど
長々と祈る人あり握りたる五円はいつしか人肌となる
23
もっと見る
こるちぞう
ぴちやぴちやと 水漏る音の 何處かと 見上ぐる先の 毛づくろふ猫
15
もっと見る
凌霄花
着メロも春まつ歌に変えました乙女にかえる陽だまりの午後
16
もっと見る
滝川昌之
入り日延びまだ明け遅き春隣り散歩を探梅と呼んでいい頃
19
もっと見る
横井 信
山の端に一番星が輝いてふいに鳴り出す冬の踏み切り
18
もっと見る
御宿川蝉
街々の流行と變化を 他所に置き 紫匂ふ 神樂坂の夜
12
もっと見る
詠み人知らず
千切れ雲 散らす雪花 風に乗せ あおを薄めて通りゆきたり
20
もっと見る
ななかまど
生命線短き手のひら拡げつつ転生思う湯上がりの夕
16
もっと見る
横井 信
冬鳥の桜並木で春を待つ歌はまだかと風にささやく
20
もっと見る
茂作
歸り道好みていささか遠廻り 今宵の星の美しくして
21
もっと見る
[1]
<<
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
>>
[17]