時計台のお気に入りの歌一覧
ながさき
沖縄の 地中に眠る 不発弾 完全撤去に あと七十年
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凌霄花
山鳩の母呼ぶ声のもの哀し虚しくわたる梅雨寒の空
14
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へし切
立てられし選挙の看板 何を問う たかが一票 されど一票
11
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ななかまど
戦場に故郷思い月光を抱きかかえつつ兵は眠りぬ
13
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滝川昌之
金曜日 潜水艦はカレーの日 横須賀海軍 曜日違わず
14
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凌霄花
初めから比例狙いの私利私欲お粗末過ぎる陣笠候補
12
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灰色猫
水を浴び嬉しげに咲く朝顔に言葉をかける夏めいた朝
12
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茂作
子どもらの賑はふ聲に日の光 日暮門は眩しさを増す
13
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凌霄花
紫陽花は緑優しく露そめて平和の祈り水無月の空
14
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へし切
夏さりて纏ふ衣に惑ふ日々 晴れれば暑く 雨降れば寒し
12
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滝川昌之
日々学ぶ例えば百合がきれいだと花屋に訊いて品種覚える
12
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ななかまど
何をしに来たのか妻が襖開けついでにわれの湯呑み持ち去る
12
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横井 信
今日もまた雨は続いてカラフルな傘の並んだ横断歩道
13
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Chico
嘶けや 轡とれたる朝には( 蹄のあればさらに好からむ! )
10
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灰色猫
まだ父が鳥だったころ背負われた私は空とひとつであった
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さいおん
ありがよふ 人手は多み この頃の 蛍が原の 荒れまく惜しも
7
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茂作
襲はれし學びの時計は針を止め 浪穩やかに哀しさを増す
14
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へし切
色欲に溺れるは 人の常なるを 成るも成らぬも則を越へては
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凌霄花
昏れなずむ夕景の中影長く五層の塔は茜に染まる
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ななかまど
オホーツクの山背いとわず紫陽花は花咲き継ぎて命新し
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