ひげじぃのお気に入りの歌一覧
KEN
転ぶ稚児 泣く事も無く よちよちと また立ち歩む 薄雪の朝
10
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夏深
まぼろしと知りつつ求む指先に淡雪のただ溶けゆくなり
8
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へし切
爺ちゃんに持っていこうと「萩の月」 孫の言葉に美味しさ一入
14
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Proverbe
石に立つ 矢の如くにも 成るらむか 思ふ念力 岩をも通す
8
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滝川昌之
先細る賀状の数と手書き文字また途絶えるは友のくせ字か
15
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ながさき
寒苦鳥 今年こそはと 想へども 夜の寒さに 震へ苦しむ
10
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うすべに
大仏の指の先からわきいでて もれ聞こえくる読経のうねり
7
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横井 信
凍りつく冬の田んぼを柔らかくそっと包んだ朝陽のひかり
12
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茂作
子ども等がたちまち作る雪だるま 目鼻かたちはピカソに負けず
15
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ななかまど
枝先にふんわり咲いた雪花を風のこぬまに朝陽と仰ぐ
12
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KEN
上邊のみ 茜に染めて 冷え初めむ 入り日射したる 峰の白肌
11
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卓
つかの間に 梅へと繋ぐ雪椿 愛でては忘る 仇と思いつ
5
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滝川昌之
陽の当たる場所で短く逝くも雪 日陰で長く魅せるのも雪
13
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ななかまど
色のない桜並木を消すように雪ふりしきる春への想い
9
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横井 信
雪の舞う年のはじめの三日月を夜空に浮かべ泣く冬の窓
11
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茂作
故郷や冬の思ひ出ほのぼのと 友とゆまりの雪に文字書き
14
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舞
長き夜を越えては白き冴え月の雪踏む音の清し朝かな
13
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恣翁
初見なる 謎の目をした人妻の 意味の不明な微笑に惑ふ
9
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横井 信
長かった休みも終わる小寒の沈む夕陽に浮かぶ三日月
12
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茂作
歳々に賀状の數は少なくて 今年で仕舞ひの添へ書きもあり
14
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