ひげじぃのお気に入りの歌一覧
へし切
年明けて 世はめでたきに寒の入り 春なほ遠く 凍れる月影
14
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滝川昌之
陽光に春を探して梅が枝はあと一耐えといざ寒に入る
16
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うすべに
舞いそびれ 白いひとひらさざんかの池のおもてに音もなく散る
11
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御宿川蝉
寒の入り はや蝋梅の花開く 小さき黄花ぞ 蒼空に映ゆ
11
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ななかまど
円安と物価の重りを天秤にエコノミストが観ている視界
10
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トウジさん
見和ぐやな「結婚したい」の絵馬ありて多くはコロナ終息の中
4
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滝川昌之
通勤にまた日常が始まって夢の宴を欠伸に残し
14
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へし切
この年の初めは 目途を立てたるが 今は懐かし 仕事始まり
11
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横井 信
ヒヨドリの朝陽に遊ぶ正月のひかりを浴びて色づくみかん
10
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灰色猫
足元に気をつけなさいと亡き父の言葉を連れて登る参道
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茂作
早起きの甲斐があつたと初日の出 知らぬ人とも悦び分かつ
14
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茂作
初日の出歸りて食べるお雜煮は 去年の味より鹽分控へめ
10
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河のほとり
身にそはぬ心やいづこ眺むれば空と海との果てもなきかな
7
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河のほとり
月影にありし昔を思ひ出でてまたわが宿を訪ふ人もがな
5
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恣翁
持て余す長き黒髪 切れ長の黒き瞳に 媚の浮くめり
11
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舞
滿洲の冬風物詩ほろ酔いに語るひとなど偲ぶ夜の酒
16
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紫草
ひたむきに生きよと咲くか寒椿ちいさき遺恨を今朝ひとつ捨つ
14
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河のほとり
なぐさめと思ひし萩の花ゆゑになほ秋の野にまよひぬるかな
5
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河のほとり
さびしさは慣れぬるものと思ひしをなほ堪へがたき秋の山里
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河のほとり
はるかなる港に人の待つとしもなけれど海ぞながめられける
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