朝比奈のお気に入りの歌一覧
紫草
眠剤に頼るひと夜をギヤマンの帆舟に揺られて海ばらを行く
12
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名鈴
北山の 雪降る様は 聞きしかど 西の海こそ 知らまほしけれ
45
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名鈴
あだに鳴く 夜の烏の 空頼め ころくころくと 胸を騒がす
30
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へし切
悪知恵の働く者の多かるは 本は制度の不備にあらむや
18
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茂作
蹈み入るを足も迷へる霜柱 ほどなく消へる命なりせば
20
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ななかまど
空を指す枝ことごとく寒そうに藍ひと色に北斎の空
18
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へし切
若き日を思えば今は懐かしい 君と歩んだ道を辿りつ
17
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橘
実家から持ち帰りたる富有柿糖度は高し剥きて食べれば
18
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渡 弘道
クリスマス左右に踊る紙コップベンチ横たう寝袋一つ
9
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茂作
さきたまに眠る刀劍陽を浴びて 若建命いま甦る
18
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名鈴
霜枯れの 色ばかりなる 草の原 縁の紫 一つだに無し
41
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ひげじぃ
新しき手帖めくりて縁側の佳き日願ひつ猫の爪切る
23
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桃山
意外にも衣乾しするは冬さなか大気の乾燥甚だしとか
15
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橘
腕抜きし歯ブラシ楊枝メンボウを総動員してさぁ家磨き
11
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名鈴
散り積もる 木の葉を濡らす むら時雨 名残に袖も 色に染めけり
22
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葛城
趣味会に誘い受けしは去年のこと仕事にあらずば苦もなく続けり
13
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音弥
午前の部のコーヒータイムに夕食の鍋の具材を考える主夫
12
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へし切
冬の夜の眠り覚ますか虎落笛 枯れ木の嘆きを聞くがごときに
23
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葛城
白く濃く夜の静けさ留め置きまだ霧晴れぬまどろみの内
14
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千映2
逢いましょといえる条件整わず辛さを見せぬ大人で暮らす
13
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