あぶくのお気に入りの歌一覧
草木藍
蝉の音といつも変わらぬ稜線と明るい空の平穏な朝
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緒川みるな
萬全の 措置と云へども 爆ぜてゆく バブルの殼は 泡沫の泡
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雷鳴
今宵聞くヤッサヤレヤレお囃子は太鼓の響きも去年の動画
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雷鳴
クーラーのない北海道も酷暑なりみな端居して団扇をあおぐ
10
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名鈴
誰が決めた? 友愛の上が 恋愛で 結婚こそが 永遠などと
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艸介
夏影や 木立にしばし佇みて 眺む峰にも雲の濃き影
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艸介
暮れきらぬ草間横切る大蝦蟇は 吾を睨みつ夏の夜に融け
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恣翁
苦き茶の 幽かな甘味を味はひぬ 淹れし嫗の微笑とともに
15
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恣翁
低き椅子の背に 危ふげに腰掛けて パジャマの儘に 朝刊を見る
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恣翁
自転車の風切り音と蝉の声 午後の空気を はつか震はす
11
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ryotak
昼食後、夢見の間もなき手枕にかひなく終わる仮眠惜しけれ
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河のほとり
いかばかり悲しきことのありとてや声ふり立てて蝉の鳴くらむ
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秋日好
体重の戻らぬ母に手配した水ようかんもプリンも愛し
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只野ハル
読み終えたライトノベルのヒロインを真似て頬杖ついている午後
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只野ハル
もういいよ暗いお話最後まで付き合うの辛くてここまでに
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び わ
大輪のひまわり元気陽を浴びて吾も元気に図書館かよい
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舞
またすぐに皆で来ようね病院の窓を見上げて去りゆく家族
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舞
ことだまはいずちへゆかん時の海を伝うべきひともうあらなくに
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舞
谺して深山の夏の草いきれ苦しきほどの命溢れて
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葛城
小止みなき雨の上がれば降る程の蝉の聲きく文月の朝
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