あぶくのお気に入りの歌一覧
可不可
お互ひ苦手ながら分け担つ家事 また少し母娘らしく
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柊+
暮れ方の夏のさゆらぎ祭り日の 花火終われば淋しき鼻緒
13
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名鈴
田舎者 サロンが鬼門 今ならば 帽子マスクで 人目避く日々
8
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空き缶
今日の日のあの雲を見たそれだけで生きて来たこと感謝したくて
10
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舞
静か夜の烏珠の髪火の酒と煙草の似合う女であった
7
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緒川みるな
雲の間に 覗く夏空 青々と 光り瞬く 美濃の東雲
6
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音弥
提案を退けようと頑張るも結局父の日俺シェフとなる
9
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洩矢転石
その時に選ばれなかった色たちできみの世界をぼくが描きたい
7
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槙坂まほり
受け取ればよかつたと思ふあなたから平凡すぎる茶色の貝を
8
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KEN
雲井にも 人里ありと 思はせて 水面澄むかな 早苗の合間
10
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只野ハル
また今宵酔って思うはこの世界自分独りが心地いいよと
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灰色猫
透明な傘をひらいて雪どけの水と一緒に海を目指そう
10
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横井 信
おだやかな時の流れる大空に雲を描いた風の遊び場
11
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桃山
深々と呼吸をすれば甘い香が疲れを癒す心ほぐして
8
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橘
自家製の固めのミルク寒天に甘煮の小豆で水無月とする
9
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只野ハル
ただ酔うは漂うよりもさびしく自分自身がどこにもいない
5
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草木藍
長き日を愉しむべしと夏至の朝東の空は早や朱を帯びて
10
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舞
気みじかの季節のなかをランドセン駆け抜けていく夏いたる朝
6
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葛城
船宿の飯の美味さも氣心の知れた同士の旅ゆゑにこそ
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桃山
わき目さえふらず邁進した日々をふと立ち止まり見直すもよし
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