柊+のお気に入りの歌一覧
名鈴
空高く 明き日和に くれぐれと おぼつかなかる 秋の闇寄る
10
もっと見る
ななかまど
窓越しに目薬さすときお日さまは覗いておりぬわが喉の奥
12
もっと見る
只野ハル
飼い犬と歩いた頃を思いつつ裏山の道ひとりぶらぶら
8
もっと見る
横井 信
まだ少し痺れの残る爪先でゆっくり進むでこぼこの路
12
もっと見る
KEN
闇よりも 苦き珈琲入れ 褪せ初むる 秋月見上ぐ 夜のほどろかも
13
もっと見る
ななかまど
動かねば寒さ厭わず歩かねばこころ決まれば脚は従う
11
もっと見る
へし切
投票は明日への希望 棄てないで 君の将来をあきらめないで
12
もっと見る
滝川昌之
順番に家族に別れ告げ終えて嫁ぐ娘の背には秋の陽
21
もっと見る
KEN
喪の服は 香の匂ひを 殘しをり 發ちて久しき 君偲ぶ秋
10
もっと見る
茂作
久々の遠く住む子と食事會 幼い頃の仕草殘れり
15
もっと見る
舞
忘れてたひとを恋する心など思い出させる秋の夜の酒
11
もっと見る
朝比奈
朝焼けを半睡の目に掬い入れ一日の始めの湯浴みへ向かう
16
もっと見る
葛城
幾疋も巨大な龍が舞ひ上がり慘憺たるもの人の棲み處は
16
もっと見る
ひげじぃ
古里の家は土石に流されし 荒れ地に萩の花は咲くらむ
8
もっと見る
Aquarius
字余りも字足らずもなく会心の出来映えなのになんで無印?
3
もっと見る
へし切
君にこそ 恋ひしきふしは覚えつれ したふ柞に影をかさねつ
13
もっと見る
名鈴
朝月夜 真赭の薄も さ寝ぬらし しげくも露を 置きて伏したり
13
もっと見る
恣翁
夕暮れの空気を裂きて 打つ飛礫 暗く濁れる川面に消えぬ
13
もっと見る
滝川昌之
深夜にはノイズの消えるラジオからレコード針の跳ぶ音を聴く
16
もっと見る
へし切
今さらに言ふも空しきマスクかな 時代遅れに余り残れる
12
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[60]