柊+のお気に入りの歌一覧
KEN
この奧に まほろば有りと 云ひたげに 絢織る蜘蛛に 迷ふ朝かも
12
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Proverbe
論理的 二重否定で検証し 規則を吟味確証するや
12
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ななかまど
球形の青くかがやく星の島けし粒ほどの人やうごめく
12
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滝川昌之
秋桜は棒高跳びの棒のごと留まればしなる蝶を揺らして
18
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ななかまど
手弱女のようなる茎に山背きて秋桜はいま秋桜の息
13
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滝川昌之
松茸は生身で一度仏壇に二度目は炊いた飯で供える
18
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舞
おんぶされ眠る幼な子いつの日か思い出すだろ父の背中を
7
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詠み人知らず
月夜見の 手の平掲げ 我が懺悔 神は知らねど 心を語る
3
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名鈴
萩枯れば 根のみ残して 籠るらむ 見えぬ下恋ひ 春にもゆべし
12
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横井 信
ランナーの背中にそっと枯葉散る川のほとりに咲く彼岸花
7
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恣翁
おかっぱに結びし 真っ赤な幅広のリボンひらひら 蝶の飛ぶがに
13
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へし切
更けにける吾が身の影も秋の夜も言葉の花は咲きみ咲かずみ
16
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ななかまど
甌穴に導かれたるもみじ葉の回り続ける時を思えり
8
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滝川昌之
初踏みのポプラ落ち葉に音は無く乾燥注意報はまだ先
11
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ひげじぃ
昼まだき格子の陰のテーブルにふたつのコップ カフェ・シャリテ
10
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へし切
秋風の吹きにし日よりぬばたまの妹を恋しみ夢に見えつつ
15
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へし切
吾がごとくものや侘びしき秋の虫 鳴く音もかなし長き夜一夜
11
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へし切
法師蝉はや鳴き止みて 世の中は 朝な夕なに秋深みゆく
18
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滝川昌之
汗ばんでボタンダウンの空色をリンドウ色に染める秋の陽
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詠み人知らず
山を駆け 走り抜けるは 秋風と 枯れ葉踏む音に 耳を傾け
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