桃山のお気に入りの歌一覧
葛城
暁闇のヘッドライトに過りたる寒空の下の白黒の猫
13
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只野ハル
雨音に目覚めた朝は気怠くて着替えた後に二度寝している
7
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只野ハル
やや温めインスタントのブラックにバーボン垂らす冬の朝には
8
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名鈴
小夜更けて 時雨の降りは 増さりたり 人に聞かれじ 我が忍び音は
19
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舞
いずこかに月あるはずと歩めども夜半は無情に薄墨の雲
9
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紫草
ひたぶるに追いたるものを捉まえてその手開けばただ風が吹く
11
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舞
行きずりに町の社に手を合わす子連れた母の佳き立ち姿
12
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ひげじぃ
早天の湯たんぽ夫に押しやればポストに新紙しづかに落つる
11
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荒野のペンギン
する事も 行くとこもない 休みの日 スマホを切って ワタシを充電
12
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KEN
振り上げた 腕も高く 朔風に 荒ぶ雲の間 猛るオリオン
14
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名鈴
寝覚めては 又と見られじ 同じ夢 君の名残の はかなくも消ゆ
17
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葛城
道脇に今を限りと燃えたちて楓の紅は零れるを待つ
18
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舞
空高み飛行機のひく軌跡見る少年は老い残る青空
9
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朝比奈
ゆく川の澱みに集い草枕 旅の疲れを癒す水鳥
18
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へし切
横文字にすれば言い得て妙なるか 戯れ事すらも芸に連なる
13
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へし切
また一つ巨星墜つかな 哀しみの瞼の人は 鬼の平蔵
16
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へし切
長の座に 長きに居れば身を忘れ 裸の王様 私欲に溺る
20
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葛城
師走とは思えぬほどの快晴の過去の日和を懐かしみをり
12
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名鈴
真澄鏡 見ては鳴くなり 遠山鳥 夫の影なむ 我見まほしき
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橘
主人なき眷属あわれ棄て去られ何処で滅びる身とも知られず
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