桃山のお気に入りの歌一覧
渡 弘道
いろはにほへとちりぬるをさようならおもいでそっとむねにつつんで
5
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舞
笑む君を見てるのが好きその瞳誰を探すの胸がざわめく
10
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名鈴
面影を 求むるあまり 黄昏に 君吹く笛の 空音聞きけり
21
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きくゑ
ゆるやかに尾のひく緑灯燃え落ちて南の空へあまたの祈り
14
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音弥
駄歌並べ悦に入ってる暇つぶしにもそろそろ飽きの風が吹いてる
11
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橘
午後からの多忙に備え早弁を強いられ籠るマイカー暖か
13
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朝比奈
後任へ諸事を引き継ぐ定め置きこれも流れに委ねむと思う
9
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へし切
狐火に冬の荒れ野の枯れ尾花 吾が身は恋の炎と燃ゆる
14
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横井 信
晴れわたる空を見上げて冬の駅 乗り換えを待つ各駅停車
12
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舞
日溜まりのベンチに独り老い人は子ら遊ぶ声聞きつ眼を閉じ
13
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名鈴
水鳥の 番ひの鴨よ な離れそ 人たる我ぞ 嘆く隻鳧よ
20
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葛城
先細る旅路と思えどまだ道は見えつ隠れつ朧に続けり
7
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ひげじぃ
柄になく鈴の音流る花店のジングルベルに背中押されり
12
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きくゑ
その谷に降り積もる星千年の紅葉舞う魔や時の流るる
8
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ひげじぃ
湯治場の老舗旅館の宿帳に汝の名連ねし神の居ぬ月
13
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朝比奈
ふと人の足音にもや聞きまごう風の問い来る軒の囁き
11
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河のほとり
立ちかへり祈るこの世に波風もしるしありてや今日はのどけき
5
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恣翁
暁の川の浅瀬に 月の女児は ひとりぼっちで踊ってるとふ
12
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橘
愛だけの繋がりでもなき面倒なシステムを隠す結婚という罠
10
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舞
子の掌には広き父の背いつからか曲がりて小さくそれが寂しく
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