雨夜のお気に入りの歌一覧
名鈴
濃かる葉に いと白き花 黄金の実 皆皆具へ 薫る橘
13
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横井 信
芽吹き出す若葉をそっと撫でてゆくひかりも風も華やぐ香り
27
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河のほとり
山々の水なき波は藤の花むらさき深きさかりなりけり
11
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ななかまど
木蓮の白を掬いて春の空雲居はるけし移ろう心
13
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灰色猫
ほら見てて遠隔操作するからさ月が動くよもう泣かないで
13
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桃山
行く先は吹く風まかせ蒲公英の冠毛飛び行く未知の方角
7
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名鈴
君の見る 我は全しき 我ならず 見えざる我も また我の端
12
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ななかまど
雪きえて蕗の薹の芽起きたれば冬のこころは遠くなりゆく
16
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滝川昌之
息ひそめ鳥類図鑑に照らしても合わす間もなく庭の春鳥
18
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横井 信
草むらにそっと降り出す雨音はやさしく春を迎える儀式
13
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恣翁
北へ行く 渡りの鳥の旅衣 如月の風 翻すらむ
13
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滝川昌之
風に泣く付けたばかりの枝先の河津桜の花芽怯えて
19
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名鈴
放生を 行ぜし者は 功徳にて 水府に遊ぶ 金鯉となるらし
13
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ななかまど
湧くように言葉が生まれ浮きたれば抒情の淵より手練れのごとく
11
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シダ
山かげに都忘れのはる根ありなつかる花ぞ付かざらましき
6
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ななかまど
那須のみね声の下から雪ぐもはそり遊ぶ児に白き手を振る
18
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さいおん
秋去而 渡来足来茂 節乃間尓 鶫去奴乎 誰将知哉
15
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灰色猫
青色の絵の具に生まれ鳥だった頃をすごした海になりたい
13
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名鈴
首の無き 石仏我に 向き言ひぬ それでも人を 救ひ続くと
11
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武蔵野
武藏野の空氣澄んでる冬の空小鳥飛び立つ心豐かに
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