おじいのお気に入りの歌一覧
芳立
白き風まとひて君がなつごろもひとへに駆くる梅雨雲のした
5
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芳立
長梅雨のあひまに白き日がさせばまだ燃えたらぬこの身なりけり
6
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ひよこ豆
寒いから食事のあとの片付けは気づかないふり見えてないふり
19
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ひよこ豆
公園の隅にボールが残されて主来るまで落ちる葉数え
13
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萱斎院
夏衣うすき袂のそぼちつつ 時雨ととよむ蝉のこゑかな
7
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みをつくし
真紅の実 そっと飾りて花水木 吾が書棚にも秋さりにけり
21
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里香
雲もなき空あおき海は冷房の効きし部屋にてこそ見るべけれ
5
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みつ鷹
何年も前に輝く星なれど 今在る我が眺める不思議
4
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吉野 鮎
流れくる昔は今とかなしみの深みに沈む汝がうしろ影
8
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うすべに
畦道の赤に寄り添う来る秋の 夕焼け似合うむらさきの花
9
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Chico
しんげつに越してきたらし 營 み がほのかに透けるほたるぶくろや
10
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名鈴
君ならで 誰か知るべし 奥深き 枢の内の 秘めたる様を
7
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もぉりもり
裸麦わたしはいつも夏である 帽子と空とインクの匂い
3
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みつ鷹
「死にたい」を「助けて」に自動変換する機能があればまだ在る命
10
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falcon
掠奪婚をあつく恋ふの歌読めば古都の淡雪むねにふりつむ
6
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舞
好きな色場所など語る木洩れ日の君の瞳よ映せ吾が影
8
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ななかまど
スサノオの荒き仕打ちに耐えかねて倒れふしたりアマテラスの穂
8
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横井 信
長くなる影を見つめて白色の彼岸花へと色を足してく
16
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恣翁
風冷えて 秋の日射しの薄きこと 紫色のクレマチス咲く
17
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滝川昌之
絶滅の危機に瀕する飲み会は 「オヤジ種」 群れるオアシスでした
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