おじいのお気に入りの歌一覧
名鈴
君が名を 庵で人間に 独りごつ 秋風そよと 知らず顔なり
15
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名鈴
野の露に やつれはせぬか 藤袴 もしほころびば 我に見せてよ
13
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Chico
詠まざれば痩せるくちびる持つ( き み ? )に氣附ゐたのちの逸る信號
6
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弦跳
不知火の海は確かに懐かしき 白墨煙れる黒板の色
4
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弦跳
遠回りしてや帰りし日もいつか 藍方石の月に誓へど
3
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名鈴
小舟でも 紡ふ綱手を 君引かば 大波見ゆとも 我は恐れじ
10
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ひろうたあいこ
後ろからかけらを拾って歩くから君はふりかえらなくていいよ
7
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七霞
いとほしき君の名前に触れたくて手紙書きたる木枯らしの晩
4
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七霞
文末の絵文字で自分に嘘をつく好きでもないのに好きになろうと
6
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名鈴
一人なら さびしき衣 打つ音も 君居る今宵 弾みて聞こゆ
8
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吉野 鮎
ほととぎす時を惜しむや鳴く聲の雨の眞夜裂き彷徨ふ戀を
9
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Chico
宛 先 をほたるぶくろのいちいちに 割り附けて 夜 ごらん 夏の子
11
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KEN
ねこじゃらし 吹く風と戲れ 誘へども 夜露乾かぬ 子猫は静か
12
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KEN
あの春の 傷は癒えたか 十數へ 時雨洗ひし 稻穗に問へど
12
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横井 信
涼しげな風に吹かれて立ち止まるアキアカネ舞う川のせせらぎ
14
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灰色猫
今だって死んでいい気がしてるのに愛と平和にしゃぶりついてら
7
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灰色猫
みんなびりみんないっとうふわふわと月面わたる秋の祝砲
7
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横井 信
変わりゆく日々をうかべて道端の草の頭をつついて歩く
17
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滝川昌之
面取れて他者に尖らぬ齢なら染み出す味で和ませもする
20
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みをつくし
群青の空に水引く流れ星 煌き入りぬ深山の果てに
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