おじいのお気に入りの歌一覧
赤石仙人
文集で再會をするわが君の甘酸つぱくもほろ苦き文
3
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Chico
「 ぽ わ む ん ? 」と好き音たてて烟りつつ球根や生れ きみの泣くたび
15
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ななかまど
いわし雲すずめおどしと秋あかね里の田んぼの秋物語
13
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千映
今冬に見た茜空の数多くゆくりとロマンの世界愉しむ
7
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滝川昌之
給湯を点けずに済ます洗顔もあと数日と撫でる剃り跡
16
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横井 信
流れゆく雲に隠れて秋の夜の姿を変える十三夜月
18
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名鈴
長月の みそか心を あらはさむ い寄りて耳を 貸し給へよ
8
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名鈴
晴れ渡る 秋の夜空に 金砂子 惜し気なく蒔く 最中の月よ
14
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横井 信
まっすぐに背筋を伸ばし踏み出せば秋の深まる10月の空
9
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里香
くりかえす夢のなかには君がいて もどらぬ朝に一本の歯ブラシ
5
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うすべに
ゆく夏の名残りかすかに月見草 桔梗の色に染まる夕暮れ
12
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このは
野菜かごの玉ねぎから出た青い芽が 今朝もまた少し伸びています
8
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灰色猫
愛のない国に生まれてしまってもきっとあなたを月は見ている
12
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まぽりん
さし出づる影ぞさやけき星逢ひの一夜をわたる月の船かな
31
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日置鳩子
三歳と溶接マスク越しに見た脱皮したての緑の太陽
13
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みつ鷹
日が暮れる窓にはりつく虫ひとつ ここで死のうと決めたのですか
9
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アガサ
風吹いて 生きた心地の日々越えて 襟立て備える 初霜便り
10
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アガサ
悲しみの果てなる彼岸は永久の時 悦び溢れる郷と思へば
6
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KEN
一夜毎 細る蟲の音 哀れみて 滲み灯らむ 待宵の月
12
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名鈴
ちはやぶる 立ち行く神に 乞ひ願ふ 君と我とに 固き縁をと
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