みをつくしのお気に入りの歌一覧
灰色猫
まだ少し武装しないと無理みたい誰かと愛を分かち合うには
10
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灰色猫
少しでも裸のこころが震えたらほんとの愛はすぐそこだから
10
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灰色猫
混沌の時代だなんて嘆くけど荒れぬ時代があったでしょうか
10
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滝川昌之
デキャンタに移し替えては朝食にオレンジ色を注ぎ足したくて
17
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ななかまど
毬栗のみどりの針の錆びたればしまい込みたる土鍋そろそろ
9
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名鈴
汝連なる 知らざる遠つ御親あり かたじけなくて そと手を合はす
10
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シダ
石庭に水を見はせて雅ぶるは渇きをしらぬすさびならずや
1
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名鈴
我も持つ 露の命を 宛行ひて 長くもがなと 君を思ふよ
8
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千映2
歳重ね人の痛みが解るとき楕円のこころが円に近づく
6
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び わ
山の峰紅葉彩か茜色秋の一時家内と共に
5
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横井 信
月を待つすすきが原を飛び越えて朝の浅瀬に白鷺は立つ
13
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KEN
時と云ふ 靜寂を流れ もみぢ色 落ち行く月に 鴈ひとつ鳴く
10
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灰色猫
絶望に喰われた君の分までも生きるだなんて言えないままさ
7
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灰色猫
また明日も時代は転換するのだろうモニター越しの僕を残して
9
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滝川昌之
かくれんぼ逃げた気配に振り向けば見つけてくれと遅き秋桜
23
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名鈴
はし鷹の 尾羽の鈴の音 聞こえなば 禁野の外の 吾思ひ出でよ
10
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ななかまど
嶺風がふいに生まれて唐松の金の針ふる秋陽の中
13
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び わ
太平洋窓に広がり白波が松の並木とアンサンブルを
4
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さちこ
もう遅い絵の具はすでに混ざり合い元の色には戻るべくもなく
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横井 信
夕焼けに染まったままの熟柿をひととき照らす十三月夜
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