艸介のお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
窓の外 雲一つなき青空の 広がり涼し風の吹き来る
7
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舞
奧暗き み山の森に木霊する 人か妖しか 熊鈴の音
12
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舞
朝顔の咲く間のいのち花の上に世界を映し光る夜の露
12
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睡密堂
鳴き声に愁う初秋の鈴虫よ蝉は死んだよ夏と一緒に
9
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横井 信
暑かった夏の終わりの夕風が切ったばかりの髪を撫でてく
13
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薪
うつくしい言葉を齧って咀嚼して 今日よりましなわたしになりたい
7
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小林道憲
狭庭辺の木の下かげに 虫の声 月なき夜の闇深まりぬ
10
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さいおん
暮立 甚零蹴 秋立 幾日雖在 未不去夏
12
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さいおん
櫛玉 杜社 法師蝉 不鳴朝 秋風吹
13
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薪
満月を溶かして飲み干すハイボール 明日からはまた欠けてゆく日々
12
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萱斎院
つゆしげき小萩がもとをながむれば 色かはりぬるあきは来にけり
10
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薪
御苑前 秋とはもたらされるもの 紙袋の中 柘榴が二つ
5
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薪
はるのうみ風穏やかに南南東いちばんきれいなきみをみおくる
5
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恣翁
立つるから折れし線香二三本 土の上にこそ燻りたりけれ
11
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茂作
天竺の教へは遙か大和川 上りて臣の爭ひとなる
10
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舞
モノクロのうつつに添いて鮮やかなあの日のままの君の居る夢
10
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音蔵 雅秀
すぐそばで 突に一鳴き飛び去りし 寒蝉よそは別れの挨拶
7
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うすべに
すきとおる陽射しにゆれてむらさきの 暑さもかわく秋のほのめき
7
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痴光山
透ける蒼穹樹々より垂れる葛のした薄紫の秋を踏み初む
6
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滝川昌之
台風がかき混ぜたから夏と秋パレットの朱微増の夕景
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