羽のお気に入りの歌一覧
螢子
日常に戻るために乗る新幹線身体は浮いてまだ夢の中
8
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螢子
顔を知る人など誰もいなくって思わず声をかけた貴女に
7
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恣翁
ほんたうの 鉄の言霊 示されよ 誰もあなたを 責めてはゐない
46
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トーヤ
いまだけは盾ではなくて矛とする刃となりし言葉の為に
17
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聴雨
なにもかも流れてゆくねこの空をゆく雲ひとつ心にとめて
16
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まき
ゆっくりと けもののための道をゆけ砕けた星のかけらを踏んで
13
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やねうらねこ
手のひらの小石ひんやり夏の日のキャンプの夜半へもどりてゆきぬ
7
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悠々
ひっそりと八日の蝉のながらえてとぎれがちなるおそ夏の歌
35
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シュンイチ
それぞれにそれぞれの夢持ちよってタイムマシンは加速していく
9
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垂々
「逢いたい」のシナプス切れば伽藍堂わたしの中に「私」がいない
33
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ほたる
何もかも溶かした夏が沈む頃わたしに残るひと粒の種
21
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葉月きらら☆
角砂糖ひとつください甘え方知らぬ私が愛されるよう
17
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ケンイチ
夕暮れに揺蕩う金波あと先を透かして僕は幸福と云う
10
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まき
いつだってきみが笑えばせつないよきみの視線のさきにいたくて
6
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きりあ
一対の指環を二人投げ捨ててそこから始まる恋があること
14
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歌織凛
花野にて千の朝焼け見送りて生きゆくための言の葉紡ぐ
10
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たんぽぽすずめ。
泣いた日を消せる言葉は風を切る速度の先で僕を待ってる
15
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三沢左右
五線譜に乗ることできぬ半音はティアドロップのフラットを添え
24
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トーヤ
階段を一段飛ばしで降りたなら時計が加速していく金曜
21
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紫苑
指弾する目を見返せよブラウスの赤より勁きヴァリーのひとみ
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