詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
父おらず 母事苦く 寄る辺なし 神は黙して 答ふべくもあらず
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滝川昌之
尾道の猫の目線で駆け抜けた坂と時空と少女の恋と
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滝川昌之
眼裏の桜は遠き学び舎のセーラー服の君に散りゆく
19
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青き銀椀
早朝の町も霞めば透き通る鶯の鳴き声沁みゆきつ
15
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青き銀椀
ただ一羽草原に立つキセキレイ横姿して旅の中かな
16
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KEN
零時過ぎ 散り花ばかり 騒ぎけり 新宿行きの 停留所前
11
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夢士
背に迫る少女の香りと息づかい あっという間に追い抜かれたり
14
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夢士
在宅で一仕事終え飲む酒の旨さ格別 在宅の妙
10
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翠燕
高みから 微笑み感ずる 穏やかな 春日照らされ 佇む桜
12
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横井 信
食卓に広げる仕事 いつもより早く切り上げ珈琲の湯気
14
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うすべに
春かすみ 過ぎ去った恋のまぼろしに 花の宴の名残りただよう
10
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ななかまど
かがやける桜の下にひそかなり何をためらう猩猩袴
14
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藤久崇
かき暗す 夜の雨風に 漬つ傘に 春のあかしの 花の一ひら
13
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KEN
醉ひしれる 月人逹を 諭す如 明けの明星 山の背の上
13
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夢士
湧き出づる学童の声けたたましコロナ感染知るや知らぬや
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ななかまど
春が来て桜が咲けばおかあさん今年もあなたの畑を借りるよ
15
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夢士
昇り来る燃ゆる月影春の月 仄かに流る利休梅の香
11
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横井 信
人の世の非常事態もひさかたのひかりのどけきヒヨドリの歌
13
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KEN
稚児抱き 風にそぞろの 黒髪に せめて飾れと 桜ひとひら
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KEN
マスクして 若き婦警は 睨みおり マスクせぬ我 交番覗けば
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