詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
一善がうまく伝わり会釈などひとつ受ければそれで好日
23
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滝川昌之
鑑賞会 灯って魅せる蛍火はちまたに流行る闇の営業
15
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灰色猫
ぽつぽつと降る雨音に織姫の恋を占う水無月の夜
22
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コタロー
梅雨晴間ウキウキ氣分冷めやらず一日を廻る洗濯機の音
10
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コタロー
飛ぶものを飛ばせるほどに空青く足長蜂は花を嗅ぎけり
9
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行宮偏(仮之名)
玉水に封ぜしひかり移ろえば中空にあり中空でなし
10
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横井 信
踏み出した頭の上で弧を描きツバメの駆ける夏はこれから
12
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横井 信
降り出した雨をやさしく受け止めて静かに街は動きはじめる
11
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KEN
わらべ突く 手鞠のやうに 彈むかな 野佛濡らす 雨にあぢさゐ
12
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KEN
のふがきを たらたら流す 歌を觀る 雨垂れ踊る ひとよのひとよ
8
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滝川昌之
自覚はある 若手社員とずれてきた荷物とならず範を見せたし
18
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コタロー
雲の峰大きな鷺が羽ばたきてゆつくりゆつくり飛んでゆくなり
7
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コタロー
濃淡の緑葉廣げ草花の丸き新芽の顏出してゐる
7
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コタロー
緑濃き草の葉上を夏の蝶舞つては戻り舞つては戻り
7
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恣翁
見下ろせる 東シナ海の空と海 悲しきほどに蒼くありけり
14
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へし切
あぢさゐの淡く切なき色に似て老いてぞ恋は愛しかりけり
13
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へし切
然らぬだに越ゆるに難き 老いの坂 まして一人は なほ 侘びしかり
15
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へし切
相傘の肩半分のやさしさの ひとり身に沁む 恋しぐれかな
15
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滝川昌之
チコちゃんに叱られていい時々はボーっと生きてみたいじゃないか
15
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滝川昌之
音の無き母なる海の警鐘はクジラの腹に溜まるビニール
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