朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
恣翁
竹林を 冷たく青に光らせて 忘れ降り頻く春霙かな
17
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ななかまど
みずうみの冬の厳しさ解けゆき北帰行へと白鳥そぞろ
18
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千映2
弁当箱フォルム可愛く使用法別ものになる強風の午後
3
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千映2
胃潰瘍治った印食欲の旺盛なりて一兆上がり
4
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痴光山
ウオーキングする春寒の土手の脇 冬ざれを染め初む「仏の座」
8
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うすべに
寒風にささやく竹の色あせる 土の中には春待つこども
12
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滝川昌之
花粉など昆虫たちは蜜にする人は出来ずに鼻水にする
17
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横井 信
強風に押し戻されてゆっくりと川の向こうを目指して歩く
12
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うすべに
冬はまた咲いたはなびら縮ませる 立待月の影の青さに
10
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茂作
嘘でいい分かつてゐたよ最初から だからだめだよ終はりにしたら
12
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ソラシド
一言の受取り方で変わるのだ心の波紋蝶のはばたき
6
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へし切
春の声先ずいちはやく耳に入る日日是好日なるかな
16
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音蔵 雅秀
朝未だき 雨音でふと 目の覚めて 雨音でまた 微睡み眠入る
8
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仙人の弟子
水仙の 残り香ほのか 天翔ける 夜風にのって 春は微笑む
9
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舞
乙女子の恋まだ知らぬうすさくら染むほほ映える如月の雪
11
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舞
子の頭胸に支えつ若母は雪残る街一歩一歩と
10
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只野ハル
パジャマ代わりのフード付きロングワンピでベッドに潜る寒い夜
2
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只野ハル
薄明り仄かに見ゆる黒髪の白きシーツに波打つ様の
2
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只野ハル
降る雨に梅の散り敷く苔の庭隅に芽を出す蕗の薹かな
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只野ハル
窓外に初鶯の声を聞く庭の梅にも来ぬかと思う
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