詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
水鳥の浮き世を憂しと浮世川 時の流れに漂ふばかり
25
もっと見る
灰色猫
すれちがうすべての人に笑われるあらゆる影が口裂け女
27
もっと見る
藍子
父親が免許返納、悩んでる車なくての交通インフラ
17
もっと見る
ななかまど
松芽つみ長き梯子にまたがりて父の習いをなぞる梅雨前
10
もっと見る
藍子
スランプに悩みスマホを眺めてる指の動きもままならぬまま
16
もっと見る
真如
飲み干せし バカラグラスを 弾きみる ひびき爽やか 明日へ誘ふ
8
もっと見る
真如
一杯の 赤きワインに 今日の日の 様々とかし 裡にしづめぬ
8
もっと見る
コタロー
てふてふが塀越え屋根越え高みへと花咲く方へ香るる方へ
5
もっと見る
コタロー
生茂る夏草の中ひつそりと設樂の貍トトロの如く
8
もっと見る
コタロー
神社にて木刀振るる稽古の子ダースべーダー倒すが如く
4
もっと見る
詠み人知らず
山法師二羽の小鳥のさえずりが明日またねと聞こゆる夕べ
17
もっと見る
横井 信
ゆっくりと一歩一歩を大切に踏みしめてゆく土のぬくもり
30
もっと見る
横井 信
つかの間の梅雨の晴れ間に傘持って出かける子らの夏服の朝
12
もっと見る
滝川昌之
正妻と成れず待つ身の置き傘も雨期にはちょっとウキウキがある
24
もっと見る
詠み人知らず
ひんやりと惣菜賣場の肉ぢやがが有り難くなる夜もあります
6
もっと見る
柏木 月
喘ぎ吐く微かな息のその刹那一筋雫溢し逝く母
12
もっと見る
夢士
雨音の時に激しく梅雨の雷咆哮ひとつ一陣の風
19
もっと見る
詠み人知らず
一駅分行き過ぎた電車車内でも焦りを得られず落胆とあそぶ
8
もっと見る
KEN
不如歸騷がぬ夜半に渡る風重く濕りてさみだれ知らせ
13
もっと見る
舞
ひと恋す苦しみにまた人の世の哀しみにさえうたの出で来る
14
もっと見る
[1]
<<
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
>>
[171]