詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
待ち伏する木の枝ゆ闇に紛れては音もなく襲ふ森の忍者よ
7
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石川順一
ユリは咲く時間単位で観察と思へどいきなり咲くを発見
9
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夢士
花桃の風に揺られて小さき実のホトホト落つる梅雨の夕暮れ
17
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横井 信
穏やかな朝のホームで目を瞑り確かめている日差しの強さ
14
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ななかまど
いつのまに咲き出したるや窓の薔薇くもりガラスに赤にじませて
8
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秋日好
自然体咲かせば優雅な花の滝 垣に作れば味気なきもの
16
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灰色猫
梅干しをじっと見つめてごはん食むつばを飲み込みごはんのみ食む
27
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滝川昌之
一緒だと弱冷房車を選ぶから 妻の安堵を冷まさないのさ
18
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こぐまじゅんこ
なんとなく憂鬱な日もあるけれどとりあえず種をまいてみましょう
5
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詠み人知らず
我が唄を厭はしげに聴く我が犬の耳のふるへの愛らしきこと
14
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聴雨
東雲のほがら明けゆく空みればはや鈍色の雲は消え果て
12
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柏木 月
逢ひたくて寫眞を眺めふと傳ふ泪が戀しさ物語つては
8
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柏木 月
当たったね私の手相占いはかあさん一番長生きすると
7
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KEN
松の枝を濡らす雫も落ち止めば闇に木靈の夜木菟鳴く音
8
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詠み人知らず
梅雨晴れ間 漫ろ歩けば さ緑に眩しう映ゆる きみが笑みかな
15
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芳立
幾十年あだに過ぐして青草のまた騒がしき梅雨空のころ
8
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洩矢転石
雨上がり晴れ間を映す水溜りめまいと頭痛恋するふたり
5
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洩矢転石
幸せを具現化しようとしたぼくは周知の通り失敗をした
6
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へし切
つれづれに老いの慰み歌を詠む その日暮らしの あれやこれやと
23
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石川順一
アーモンドチョコレート五個食べる朝日曜日ぐらいから始めたのか
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