元親兄貴のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
辻褄の合わぬ言葉を誤魔化して 君はその口きゅっと結べり
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inosann
いくつかの心の傷が癒えるよう今日の出来事歌にしてみる
106
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滝川昌之
秋の日の入日背にして手を振れば ふり向く君が紅に染まった
26
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へし切
黄昏の空のあはひの夕影に吾が眉に似た白き三日月
31
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ながさき
居待月 午後の十時に 屋根の上 ただ茫然と ただ立ち尽くす
28
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ながさき
東天に 真珠の涙 浮いていた 虫の音だけが 響く夜空に
29
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へし切
独り寝の夢の枕のふぢばかま名残を君が香に匂ひつつ
22
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ふじこ
秋霜の軒に連なる菜の簾 津軽の風にやがて馴染まん
21
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ふじこ
軒先に菜を干す人の影は伸び 宵呼ぶ烏空を渡りて
22
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ふじこ
縁側に菜を並ばせて藁で組む 祖母を温める小春の日差し
20
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ふじこ
歌は風 文字の羅列は掴めなく 気づいた人の胸に留まる
18
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へし切
明日には何か良いことあるような予感が僕らを元気にさせた
23
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ふじこ
出稼ぎサ行ぐ父見送る童コは寂しぐねんだと涙コ堪え
16
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へし切
夜もすがら鳴きやまずして草雲雀つま恋ひかぬる吾も泣きたし
29
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あそびくも
火の鳥は彼岸の山に羽ひろげ地獄のごとき絨毯を敷く
17
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ふじこ
夏盛りねぷた囃子が響く夜 武者絵に潜む鬨の声さえ
15
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灰色猫
きみの手とぼくの手の影かさなってつながりあえる秋の夕暮れ
25
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秋日好
ハーベスト・ムーンと呼ばれる白き月ともなく見上げる秋の深まり
22
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へし切
人は花 儚き故に愛おしみ 刹那に咲いて刹那を生きる
30
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ふじこ
言葉とは人の心で変わるもの 違えし縁は消えゆく縁
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