元親兄貴のお気に入りの歌一覧
関山里桜
蝋燭の火影に読めり 文殻と呼べぬ手紙の「貴女」の文字を
10
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ふじこ
藁焼きの風に倣いて畔行けば父の背見える秋の夕暮れ
19
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へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
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夢士
野分過ぎ空洗われて東にオリオンの星昇り来たりぬ
25
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へし切
うすくこく籬の菊はむらさきに秋のゆかりを色にそめける
30
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月虹
街中の恋人達を寄り添わせ強く優しく北風はゆく
64
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灰色猫
燃えている水面に映る紅葉が美しすぎて息ができない
21
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詠み人知らず
話したい触れたい嗅ぎたい見つめたい 五感の全てで感じたい君
19
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明星
秋風のとばしたはっぱ綺麗だった枝にはもう戻らない葉っぱ
7
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ラベンダー
静寂な 京の水面に 木々の華 過ぎゆく秋を 映し昇華す
24
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ななかまど
葉を落とし風に立ちたる柿ノ木は実を揺らしてはバランスを取り
11
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明星
皆さんの戀心にも分け入つて切なさ詠みたし秋の夜長に
11
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
155
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沙久
「好き」というだけで左胸が痛い「そのまま」君と向き合いたいのに
25
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関山里桜
君と我 互いの胸の淋しさを一匙すくい舐め合えたなら
11
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千草ななせ
暗闇の中にきらりと一筋の光が見えて世界が広がる
13
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滝川昌之
神様に「お帰りなさい」と境内の陽だまり猫も安堵している
36
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詠み人知らず
にこにこと笑う犬有り 理由はね 飼主家族がいつも笑顔で
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リクシアナ
厨より漏るる灯りで文読めば指紋の跡にインクの滲み
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詠み人知らず
ふけにけり 乾ける風に月さえて はづれの寺の鐘響みけり
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