横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
たそがれに月を待つのか夕化粧 花びらゆらせ風にささやく
12
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ゆきみや
目のかゆみ鼻の詰まりは花粉症どうしたものかくしゃみをひとつ
2
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滝川昌之
有能な秘書の仕業でございます貴女に出した招待状は
11
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痴光山
ザック背負ひ司馬氏を探しし古書街は二十年経れば外人多し
2
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ななかまど
水面吹く風おさまりし夕まぐれつましき人らの営みありき
15
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仙人の弟子
晩春の のどけき午後に メジロ啼き 姿見えねど 花と戯れ
4
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音蔵 雅秀
路地の隅 ひっそり飾る 紫の 可憐さ滲む すみれ草の花
3
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音蔵 雅秀
子らがゆく 自転車駆りて 楽しげに つかず離れず 転ぶなよ、なぁ
3
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へし切
ふるさとと平仮名で書く懐かしさ 帰っておいでと呼ぶ声がする
14
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美生子
盲目の父の手の指あたたかく並んで歩く葉桜の道
17
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夢花火
握り飯 塩を馴染ませ おかか入れ 運動会の 最高のご飯
8
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泥丸
ただただに 春はくれゆく 山里の 草木になびく 夏の先影
2
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舞
通学す子らの眺める桜とは色違うべし老いの見る花
9
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び わ
図書館にライン初心の申込むライン活用思い叶わず
3
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茂作
荒れ畑にひよどり歩みささ走り チチチと鳴きて春の風吹く
13
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兎桃
記念日に妻と連れ合い町中華しみじみ迎える三十八年め
7
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うすべに
伐りとった庭木の山に満足げ 早く乾けと初夏の風待つ
6
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トウジさん
季節感中途半端なこの折に捨て置く湯割りで知る暖かさ
3
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滝川昌之
大局に立つということ優位でもやはり象は蟻を潰さない
16
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恣翁
生温き磯の春風 眠たげに 店の暖簾をふわと煽れり
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