ふじこのお気に入りの歌一覧
とはと
濡れ袖を叩く布巾の色に咲き藍の好みは画して小雨
7
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詠み人知らず
文芸の才に溢るるきみなれば 磨き磨きてまた戻り来よ
19
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び わ
髙ければそれだけ谷は深くなる謙虚にみつめ落ちないように
9
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inosann
心中の負の感情を溢れさす心の底の正の感情
23
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舞
夢喰いて生きてはいけず夢無くて歩むも淋し歳の暮れかな
15
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紫草
文字盤の蛍光色がちかちかす亡父の気配は枕の辺り
15
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元親兄貴
寒空に鼻と頬が真っ赤っか愛しい君をギュッと抱きしめ
12
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只野ハル
晴れてても乾ききらぬと部屋干しに冬の陽射しは優しいけれど
11
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滝川昌之
三の酉 材木問屋が貼り換えた「火元注意」に纏の挿絵
27
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新座の迷い人
明日からは 師走となり 気せわしく 妻の介助に 明け暮れ我が身
10
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詠み人知らず
思い出を辿る旅なら慎ましく超速よりも鈍行が良い
24
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吉野 鮎
まごころをこめて歡ぶうたに醉ひ艷めく花芯の妖艷に癡る
15
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元親兄貴
吐く息が白さ増してく冬の朝背中丸めて行き交う人々
17
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元親兄貴
晴れた夜 あなたと月を 半分こ 星屑の涙流して待とう
11
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詠み人知らず
石畳の 上に散りぼふ紅き花弁 風立ちぬれば螺旋に舞へり
13
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詠み人知らず
ぐすぐすと燃ゆる息吐き 吾の背に顔埋めなば 涙滲みたり
8
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舞
白神の雪置く山に北からの使者の声する白鳥の歌
12
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秋日好
この肩に止まっておくれ今だけは心が鉛に変わる瞬間
15
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日置鳩子
溶けきれずカップの底に残りたる砂糖のような君の眼差し
24
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祈り花
懷姙の安定期迎う娘と共に散策の空すぢ雲渡る
12
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