ふじこのお気に入りの歌一覧
とはと
前脚を借りて遊ばす猫と子を囲い忙しく師走の返事
5
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詠み人知らず
この雪の野よりも白く化粧して ひと声高く白鳥はゆく
14
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コタロー
時雨るや灰色なりし我が憂鬱頰を傳つてなぞるが如し
6
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詠み人知らず
刻止まる夜の静寂のその奥の 叫び聴きつつ独り酒酌む
6
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千野鶴子
どうか君糧にしていけ先に待つ慈雨も陽光も嵐でさえも
7
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詠み人知らず
切なげに見上げてくる目に気づいても その手はくわなの白ウサギ
10
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葱りんと
予感して 車にスコップ 積み込んだ 軽く吹雪 感度オーケー
10
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舞
澄む空の白き街ゆく北国の歩むに清し雪鳴りの音
12
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灰色猫
本当に今も昔も人間は可愛いものだと露神は笑み
14
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蔓葵
そこはかと思へば袖のしぐれきて秋に知られぬ露をおくつき
9
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和竹
はらはらと散る様涙なかりける落ち葉に重ね独り言積む
7
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元親兄貴
薄雲に負けじと輝く満月よ今年最後のきらめき眺める
12
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詠み人知らず
あの人に誉められた歌 読み返し 唸って考え 照れる純情
11
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詠み人知らず
雪染まる 三色菫の花弁撫で 鮮やかな青 見つける冬の日
9
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横井 信
寒空に 取り残したる柿の実の 赤まりて待つ 鳥の訪れ
12
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横井 信
音もなく 顔さえ見えぬ 集まりも 言葉は響き 輝き放つ
17
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横井 信
役割りを 終えた木の葉よ 舞い踊り かたまり集い 森へと帰れ
13
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詠み人知らず
エフエムラジオジャズが流れる週末にプロポーズを上書き保存
6
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恣翁
大惚けの空虚の為に おほどかな俄達尊 荒み初めにき
14
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び わ
筋書きがそのまま通るものでなし世の不思議さや雨がしとしと
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