むらさかのお気に入りの歌一覧
inosann
時の音は無味乾燥に耳にいる朝を迎えるただそれゆえに
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大獏
腕いっぱいのあまい香りに触れられて僕はもうすぐ死ぬのでしょうか
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灰色猫
体内のわたしの海が月影の欠けた部分と恋をしている
20
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灰色猫
もう海と言葉を交わす事もなく廃灯台は暗闇を知る
23
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中村
相合傘誘えなくても傘は持つ 出せない恋文便箋は買う
15
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ななかまど
お袋の生きたあかしがつづられる三十一文字の手あかのノート
16
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ななかまど
コットンと新聞受けに音のして夢をまたいでバイクがはしる
9
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詠み人知らず
夕暮れの路地の匂いは玉葱が 母の願いに 応えたカタチ
23
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ケンタロウ
汗かいて のぼる坂道 蝉の声 緑の草木 煙る夏山
7
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inosann
留まらぬ 娘夫婦の口論を「アハハ」と笑う義母の記憶は
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灰色猫
沢山の本に囲まれ育つ子はいつか宇宙へゆくのでしょうね
22
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灰色猫
恋知らぬ雌鶏だちはひたすらに無精の卵を生産しをり
20
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mcherrym
度数上げ 君にうっとり 遠くから 我に後悔 家では裸眼
7
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mcherrym
目が痛い 肩が痛くて 腰痛し 今や体の 老い感じるわ
6
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mcherrym
盆休み 友と再会 ひとり旅 どちら優先? やっぱり再会
8
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沙久
「あの人を変えることなどできないわ」「だから自分を変えてくんでしょ?」
25
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滝川昌之
週末はプハープハーとあちこちでジョッキを空ける梅雨晴れの宵
24
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ケンタロウ
庭に在る 花の中でも 昼顔が 暑さをまとい 一番光る
5
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千映
愛の道行ったり来たり慌てずに1ミリ単位で伸ばしてみたい
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千映
退院のメールの後に別人の倒れた知らせ交錯の朝
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