青き銀椀のお気に入りの歌一覧
横井 信
草むらの虫の音色を数えてる行くあてもなくただよう夜風
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トウジさん
掻き続く熱さに負けず猛る音は 蟋蟀の声ここに居るぞと
7
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普徳亭大崇
散る花も 春には咲きて 沈むとも 再び昇り 照らす日の本
5
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みをつくし
豬鍋に寒天椎茸凍み豆腐 栗「銀寄せ」に酒は「秋鹿」
21
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ななかまど
鳥海山入道雲を背に負いて美しき姿を海に描きおり
14
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舞
いずこかで鳴き初む声の鈴虫の弔う夏の吾のいち日
8
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名鈴
極熱の 葉月に慈雨の 降り注ぎ 待ちし涼しき 初風ぞ吹く
10
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び わ
夏過ぎてコロナも少し遠くなり美しき秋食を楽しみ
5
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KEN
發つ山路 忘れ肩身を 不如歸 羽根のひとひら 花と殘さむ
12
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横井 信
少しずつ夏の記憶を消してゆく暴れる風に木々はざわめく
14
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名鈴
虫すらも 身をふるはせて 呼ばふもの 夕されば君 恋をささめけ
18
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舞
朝夕は秋の気配や鱗雲胸すくほどの空の高みに
11
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みをつくし
各地より科目擔ひて集ひ來る 嘴黄色き各々の顏
20
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ななかまど
夕風がすだれの裾を這うときは寂しき秋の始まりており
12
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滝川昌之
誰の手に戻りたいのか秋風の浜に漂うビーチボールは
16
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び わ
武者修行武蔵考え変化する相手を倒すそれだけでなし
4
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ラベンダー
黄昏は 風切羽を 目一杯 広げた鴇の たおやかな朱
12
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KEN
六六魚 ゆらゆら濁り 蓮の陰 妙法蓮華の 功徳を泳ぐ
14
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KEN
こすもすは 秋つぶやけど 春の日の 思ひ出に病む 古里の徑
10
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横井 信
マスクしたままに過ぎ行く夏の日にもう半分の月は見下ろす
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