ゆらのお気に入りの歌一覧
大河千紋
染み付いた癖はなかなか抜けなくて今夜もテレビに愛想笑いだ
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那珂由比
日々の泡、及び其れ等に充たされるとても小さな器について。
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島祝
中はいさ正体もしらずしづ心 小窓にのぞく少女の微笑み
8
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有為
あかつきもおぼえぬ恋をひきつれて三月 春の地平線まで
10
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キタハラ
どしゃぶりの横断歩道のまんなかで傘もささずに罵りあって
7
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1
ご飯だけ炊いておくから東京の雨が止んだらすぐに教えて
4
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詠み人知らず
この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
10
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氷吹郎女@停止中
去りがたく零れおちたる涙雨冬将軍は誰に恋した?
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たちかわ
いいわけを吟味するのはもう飽きたけれどここから先は各駅
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由良
春雨の優しい雫を浴びながら空を見上げる花の明るさ
10
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由良
春風に暖められて野の花は戻れない空へと身を開く
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ムラサキセロリ
積みきれぬ夢は餞別なりしかキャリーバッグの轍小さし
5
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紫苑
春ひと日一歩を逸れる勇気なく海の辺にゆく列車をおくる
10
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村木美月
風に乗り今年も春がやってくる爪先がもう芽吹きはじめる
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なむ
見も知らぬ君の旦那の痕跡に挨拶 口付け お借りしてます
2
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たんぽぽすずめ。
薄蒼い夜の浴衣に頬染めて湯上がりならむけふの満月
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久哲
いつもより自由になった翼からひろがりなさい本当の海
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新田瑛
停車場に涙を零す少女にもほろほろ積る雪があります
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光源氏
見上ぐれば薄くれなゐの夕顔に儚く寄する山の端の月
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光源氏
ぬばたまの夜にみだれし黒髪のまだ覚めやらぬ風のそそめき
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