ななかまどのお気に入りの歌一覧
舞
飛行機の 曳く雲の果て 手伸ばして 掴まんとした 少年の頃
12
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虹岡思惟造
街路樹のもふもふ尻尾気になってスマホに問えば辛夷の花芽
11
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なりあきら
朝靄に 一羽の鷺が 消えてゆく 夢の奥へと いざなうように
6
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しきしま
我が惜しむ思ひを汲みて天つ風月返さむと吹きにけるかな
7
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へし切
春霞 よそに三月の空 おぼろ 涙にかすむ 君が面影
16
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更紗
ねこまんま無理やり口にかきこんで退院の日の今夜は焼肉
8
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葵夕顔
なんとなく惹かれた君とは何もないレシートみたいな一瞬の縁
10
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KEN
春まけて 耳そばだてぬ 歯軋りに 田面焼く人の 秘めたる修羅の
11
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恣翁
早春の和らかな風 ささなみを 温む水面に畳みけるかも
21
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滝川昌之
音大の春窓に聴くビバルディー日増しに弦は滑らかになり
23
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うすべに
風ぬるむ みどりかすかな野の土もまるい陽ざしにいのちの香り
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わかばみち
大嫌いの紙一重は大好きと言葉足らずで伝わったろうか
10
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しきしま
真十鏡清き月夜を眺むれば心曇りて恋の積もれる
6
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横井 信
花の咲く春よ早よ来いもう朝の陽射しは高く棚田を照らす
13
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行宮偏(仮之名)
ほうぼうを震撼させる音のない咆哮だけど組みあがってる
1
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茂作
疑ふを知らぬ如くに玉葱の葉は 春日を浴びて空を目指せり
17
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なりあきら
春風が 山の香運ぶ 麓には 一足早い 花の香ぞする
6
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舞
階段の前ゆく女子の生足を美しと見る弥生朔日
6
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虹岡思惟造
また旅に出たい想いが募りくる浮ぶ海月をじっと眺めて
11
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凌霄花
古地図もち小伝馬町から日本橋江戸の名残りのお船手番所
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