みろくのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
ゆく春を追えば虚しき桜雨ゆだねて凌ぐ今と知るべし
29
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千葉 甫
クレーンの先より垂れているフック風に吹かれて昼休みどき
6
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inosann
謎かける「何か忘れちゃいませんか」は約束やぶった妻への罰なり
22
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野々花
今年またペットボトルの風ぐるま注文入り作り始める
15
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コタロー
池周る汗の走者にガンバレと花火のごとく噴水のショー
5
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inosann
米中露みつどもえする半島は今も昔もただのシアター
12
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千映
五月病聞くこともない時代抜け気にせず生きる強い人達
12
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詠み人知らず
こりこりと響き渡る日替りの小鉢の胡瓜前歯で咬み切る
5
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詠み人知らず
白藤に母の声を思い出し泣かぬと上向き棚下巡る
8
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秋日好
山桜 花散り舞いて隠すなら月夜に肌身曝してみようか
19
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工藤吉生
リセッシュの隣に置いたファブリーズ仲の良くない夫婦のようだ
10
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新座の迷い人
幼日に 蛍が乱舞 道端に 集めて灯り 戯れるかな
15
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秋日好
自転車の乗り方知らぬ母娘らしと心配かけて薫風の中
18
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野々花
「好き」という言葉は胸にとっておく最後に放つ切り札として
17
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舞
下らんと思いて過ごすいち日の終りに煽る苦き一杯
9
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び わ
僅かでも殻をやぶりて前に行く蕾が花にかわるがごとく
15
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詠み人知らず
忘れてはいけないことがあったのに人は大事な言葉を失う
11
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北窓
線香を立てたことすら無かったと今更気づく九か月過ぎ
7
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灰色猫
延々とジョーカーだけが回ってくトランプみたいな繰り返す嘘
21
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灰色猫
猫の目の水晶体に育ちゆく胎児はオッドアイを宿して
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