詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
雪晴れの眩しき朝に鶺鴒の楚々たる歌を窓辺にて聴く
19
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灰色猫
老いた象だれに習った理由もなく仲間の眠る死地へと消える
23
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舞
通学の小学生のランドセル揺れるお守り無事に帰れと
16
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ふじこ
「かーか」から「おかーさん」へと変わった日 娘の笑顔なお鮮やかに
23
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inosann
急き立てて「早くパン食べて」と言う妻に義母は悠然とお湯を啜りおり
23
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朔夜
懐に寄り添う風も冷たけれ吾より他は煌煌と月
7
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ふじこ
三歳の検診終わりて明日は娘の制服注文する日
15
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滝川昌之
三の酉 材木問屋が貼り換えた「火元注意」に纏の挿絵
27
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へし切
いちょう並 暮れて黄葉の仄明かり そぼ降る雨に濡れて華やぐ
27
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詠み人知らず
小春日和ひとりだけ生ぬるいと冬の皆に苛められるよ
6
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詠み人知らず
冬空に虹の彩だけ暖まる誰か私の他にも寒がり
7
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元親兄貴
ゆっくりとうたのわ入る時間無く 良い作品を見逃してるかも
10
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ふじこ
哀しみの砂と眠るは十三湊ひとり鷗よ泣いてくれるな
19
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秋日好
愛情は狂気と背中合わせだとつきつめていく晩秋の夜
19
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石川順一
叫声はデジカメ落として起こりけりキウイのシールを運びし時に
12
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吉野 鮎
秋篠の中洲に青鷺佇みて藥師寺晩鐘川面流るる
15
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吉野 鮎
秋篠の堤の柿實諍へる鋭き鵯聲晩秋を刺す
11
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横井 信
待ち侘びた 冬の日の出を 今はただ 背中に浴びて のんびりゆこう
20
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石川順一
座り見て立ち上がり見る花火かな箱をどかせばコオロギが居る
13
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みつ鷹
数多ある事実の中から選び出し 結果とつなげて真実という
10
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