けらのお気に入りの歌一覧
片井俊二
夕闇にほんのり明かりともすよう家路にひらく白きモクレン
20
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猫又五七
散る迄の 淡き契りと 思ほえど 木の花咲くや ふたたびの春
9
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野々花
透明な絵の具が欲しいこの空の流れる風を描きたいから
17
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詠み人知らず
比較とか絶対値とか無いのだよ 愛してるって 物差しがない
25
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工藤吉生
幸せで何が悪いと純潔に言わしめオレの湿れる部分
2
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鰹鯨
人でなしロクデナシまた人嫌い 仏閣の上 流れる雲よ
4
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有賀亭小太
ちはやぶる風神雷神寝てたまへ桜咲きつる刹那の間のみ
7
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ミミンガ
仏壇の花を一輪コサージュに足して出かけた卒業式に
26
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絮谷新
廃線となりしレールに耳あてば渡りくるなり地平の響き
11
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海恵ふきる
隠すなら上手くやってよ透明なきもちに嘘を吐かせないでよ
5
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南美帆
逃げてゐた若かりし頃そのつけを支払いながら今を生きてる
11
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くぼたむすぶ
濃紺のインクをひっくり返す夜月はぼくらを生かすのだろう
5
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野々花
ぼんやりとしているうちに春が来て「おはよう」何てあなたの声が
7
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夕夏
ちょっとこいだれをよぶのかこえだかにほほっとけよとうぐいすこごえ
4
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鰹鯨
はやまって見誤って間違えて ポツリ歩けど明日も来る
5
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もなこもち
編み物を編み進まずに編み方を思い出せぬまま春を迎える
3
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雨貝まつり
東京が君の言葉を変えるだろういつか口癖うつしたように
9
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もなca
さしのべた両手の意味を理解してきみが抱っこに応えた春です
12
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コーヤ
風に揺れ舞いする枝垂れの花すがた京の舞妓の振袖にみゆ
19
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鍬乃呑
ピリピリのレモンサワーはいたずらな顔であんまり酔うなと笑う
4
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