深谷真雪のお気に入りの歌一覧
風花
小さき花集めて丸きランタナは和菓子のような出来映えで咲く
21
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矢車菊
空、そこが明日の在処であるやうに手を伸ばすのであらうか人は
8
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舞
何かしら皆傷押さえ今日明日をひたすら歩む一歩一歩と
17
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中森 つん
哀愁の音符ばかりがフラットに連なる午後へ降る雨のおと
9
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まぽりん
咲く花はいづれかよきと好き者のつどふ雨夜の品定めかな
24
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杏子
みゆきさんの歌 聴いている 我はまた人を拒みて 人を恋うるか
3
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安奈
ただの心しか持たないやせた猫そうなっても君の愛が聞きたい
8
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サセボ
AKB結構いいよと言われても中島みゆきの声が好きでして
5
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山下郁
夕暮れに老蝶ひらり乗車して席を譲った赤ランドセル
12
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夢士
つゆ最中みどり鮮やか草の葉にピョンと跳ねゆく小さな命
22
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恣翁
昏々と眠り長くがに 立ち籠むる ミルクのごとき北の海霧
25
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矢車菊
やはらかき言葉の重みてのひらにけふも小さき古語辞典繰る
17
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矢車菊
さびしさはさびしさのままひと息に飲み干してみるレモンスカッシュ
17
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矢車菊
制服に明日のひかりを仕舞ふやうにしのばせてゐる白きハンカチ
24
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桜ねこ
朝ごはん梅干しのせて紫蘇の葉と海苔で巻いたら美味カルテット
20
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もなca
雨に濡れひときわ映ゆるくれなゐの色あざやかに花柘榴かな
20
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恣翁
降り注ぐ月の水泡を掃くごとく 夜風や 蒼き闇連れ来たる
30
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呉竹の憂き節
我ばかり高く憂き世を厭ふかなまことの月や人の見るべき
2
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芳立
田の水やさかうつし世のしづけさに日ごろわづらふこともおぼえず
13
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綾翔
苦しんだ記憶も砂糖漬けにして美味しく受け入れられたらいいのに
3
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